くす小児科

松山市の小児科・アレルギー科 くす小児科

〒791-8017 愛媛県松山市西長戸町274-2
TEL 089-911-0550
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くす◎クス笑顔通信




くす◎クス笑顔通信

くす小児科
くす◎クス笑顔通信
第17巻 2号

2019年2月1日発行

 

MONYHLY SCHEDUE  2019.2

SUN MON TUE WED THU FRI SAT
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3 4 5 6 7 8 9
PM休診
10 11
建国記念の日
12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
PM休診
24 25 26 27 28    

くす先生からのメッセージ

 今年は暖冬といわれる通り、陽射しの暖かい日が多く、春を思わせるようですが、松山地域、とくに城北地区では、A型インフルエンザが流行中です。
 インフルエンザワクチンについては、さまざまな情報を見聞きしますが、小児科医歴35年の経験では、予防接種をされる方が増えたおかげで、重篤な症状の方は減少しているように見受けられます。患者様と濃厚接触(家族内や集団生活で席が隣など)した場合には、残念ながら予防しきれませんが、流行しているがウイルス量がそれほど多くない環境では、ワクチン接種された方の発症率が低い印象です。
 インフルエンザは感染力が強いため、集団生活では出席停止が義務付けられています。下の特集記事をご覧のうえ、うがい・手洗い・休養を心がけてくださいね。今年はインフルエンザに胃腸炎の症状を伴う方や、「咳」が長く続く方がみられます。「咳」などの症状のある方は、特に、周りの方へうつさないために、マスクを着用しましょう。
 くす小児科では、この時期特に、みなさまに院内感染防止にご協力をいただいております。インフルエンザが疑われる方には、事前検査をお願いしたり、お車での待機や待合室の区分などのお願いをしております。ご質問・ご要望などおありでしたら、遠慮なくスタッフにお申し付けください。
 水分がとれずぐったりしている場合は、自動受付の順番にかかわらず、早めにご来院ください。

インフルエンザのお話

かかったかな?と思ったら

インフルエンザの治療薬は、発熱後48時間以内の服用が効果的です。
一方、インフルエンザの迅速検査の感度はここ数年良くなっており、発熱後4時間程度で検出できるようになりましたが、ウイルス量が少ない場合は発熱後6時間までは正確な判定ができません。
かかったかなと思った時は、発熱後6時間~48時間の間に受診していただくのが最も適切です。
座薬によるけいれん予防を指示されている方は、発熱に注意し、ダイアップ座薬を使用しましょう。

受診する時は

インフルエンザが疑われる場合、当院では院内感染防止の観点から、診察前に鼻からの迅速検査を行っておりますが、検査を希望されない場合や診察後の検査をご希望の場合はお申し出ください。
インフルエンザ陽性の方は、別室またはお車にてお待ちいただくようご案内しております。
待合室の分離・空気清浄機の設置など、院内感染防止には努力いたしておりますが、
ご案内の方以外でお車でお待ちになるなど、院外へ出られる場合には、スタッフにお声かけください。

インフルエンザと診断されたら

高熱が出ることが多いので、水分補給を心がけ、安静が保てないようなら解熱剤を使いましょう。インフルエンザと相性の悪い解熱剤もあるので、処方された安全な解熱剤<成分名:アセトアミノフェン/商品名:カロナール・アンヒバなど>を使ってください。
10歳以上の未成年者の方への処方を差し控える方針となっていた抗インフルエンザウイルス薬のタミフルは厚生労働省の調査の結果、すべての年齢の方に処方できるようになりました。
他の抗インフルエンザウイルス薬のリレンザ・イナビル・ラピアクタ・新薬のゾフルーザもそれぞれに特徴がありますので、年齢・症状に合わせて、保護者の方ともご相談のうえ処方してまいります。
インフルエンザの経過中には、薬の服用の有無にかかわらず、けいれんを起こしたり、熱せん妄や脳症の症状として、幻覚・意味不明の言葉を発する・激しくおびえるなどの意識障害や異常行動がみられることがあります。発症後少なくとも48時間(2日間)は、患者さまが一人にならないようご配慮いただき、特に小児・未成年の方には十分お気をつけください。
インフルエンザによる出席停止期間は、発症した後5日を経過し、かつ解熱した後2日(幼児の場合は3日)を経過するまでです。ウイルスの感染力が強いため、出席停止期間を必ず守ってください。咳がいつまでも続く場合は医師にご相談ください。

感染症ニュース

A型インフルエンザが大変流行しています。

*ウイルス性胃腸炎がかなり流行しています。

*口内炎・発疹(一部じんましん)を伴う手足口病などの夏かぜ感染症が引き続き流行しています。

*咳が長引いたり気管支炎・肺炎を引き起こすかぜ=マイコプラズマ感染症や肺炎クラミジア感染症RSウイルスによる感染症が流行しています。

*胃腸炎症状を伴う、熱の長引くかぜ(アデノウイルスまたは類似の感染症)がかなり流行しています。強い結膜炎症状を伴う場合は、咽頭結膜熱(プール熱)といわれます。

*溶連菌感染症・伝染性紅斑(りんご病)が流行しています。

*流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)・水痘(水ぼうそう)は、若干の流行が見られます。

ワクチン情報 =定期接種 =任意接種

おたふくかぜ

推奨接種スケジュールは、1回目1歳(MRI期頃)、2回目5~6歳(MRⅡ期頃)です。
もし1回目が遅れた場合は、2回目は5年後までにしましょう。

【料   金】   1回5,140円(自費)

ロタウイルス

ロタウイルスは乳幼児の急性重症胃腸炎の主な原因で、急性重症胃腸炎になると、脱水の進行や痙攣が見られたり、重症化のため入院が必要な場合もあります。
ワクチンは、重症ロタウイルス胃腸炎の発症を92%予防します。
※スケジュール上、ヒブ・肺炎球菌との同時接種がお勧めです。

【接 種 時 期】   生後6週~24週0日までに2回接種(経口接種)
※生ワクチンのため接種間隔は4週間以上
【料   金】   1回12,340円(自費)

B型肝炎ワクチン

【対象者】   生後12か月の前日まで(0歳児)。
※HBs抗原陽性の妊婦から生まれた乳児として、健康保険により、ワクチン投与の全部または一部を受けた方は、対象者から除かれます。
【接種回数】   計3回
【接種方法】   生後2カ月で1回、4週以上の間隔をおいて2回目、1回目の接種から20週以上を経過して3回目を皮下に注射します。

日本脳炎

新ワクチンでの接種が開始されています。これまでの積極的勧奨の差し控え(H17~21年度)の影響で接種の機会を逃した方も、「特例対象者」として、定期接種が受けられます。その中でも、積極的勧奨の対象となる方には案内が届きますので、第1期(3回)の未接種分の有無をご確認いただき、特に接種をお勧めします。

【特例対象者】   平成7年4月2日~平成19年4月1日生まれ(4歳以上20歳未満)
【標準の対象者】   1期<3歳以上7歳6か月未満> =4週間間隔で2回、
1年後に1回追加、計3回。
2期<9歳以上13歳未満> = 1回

MR 2期

【対象者】接種時期は小学校就学前の1年間
現在の対象者<平成24年4月2日~平成25年4月1日>の方は3月31日までに接種をお忘れなく!

水痘

【対象者】1歳以上~3歳の前日まで
【接種回数】3ヶ月以上の間隔をあけて2回接種